「誉める」、「認める」、「励ます」
お客様に、自分以外の周囲の人に、喜んでいただくための意識が高まったら
必ずしなければいけないことがあります。
リーダーからの
「誉める」、「認める」、「励ます」
です。
せっかく何のために仕事をしているのか、という働く意味を見出し、
「喜んでいただくための自分を作るための実践」を始めたスタッフを、生かすも殺すも、あとは
リーダーの舵取りにかかってきます。
えっ!?
まだこれから・・・と思われませんでしたか?
スタッフを育てていくということは、リーダー自身が育つことです。
スタッフの成長を楽しみながら、わくわく感で是非トライしてほしいものです。
10年、20年のベテランスタッフであっても、
リーダーからの『コレ!』
がなければ、せっかく火が付いたモチベーションも一気に冷めてしまいます。
自分のした“良い実践”をわかってくれている、たまには見てくれている。
実践していることを知ってくれている。
ということがなければ、
親から見てもらえない、わかってもらえずしょんぼりする子供のように
その頑張っているプロセスを見てくれていない、知ってくれていないと、そのうちに、“良いことをしなくなる”んです。
そのために、リーダ-からの
「誉める」、「認める」、「励ます」
が必要なのです。
誉めるとは、先のコラムにも記しましたが
誉める気もないのに口先だけであったり、言葉だけの誉め方は逆効果。
スタッフの態度や動きがこれまでとは明らかに違う!とか
これまで以上に頑張っていることが見てわかる、と感じた時に、すぐさま具体的に言葉にして誉めるのです。
リーダーがスタッフの変化を喜び、感動を共有してあげることで、モチベーションは上がっていきます。
そして、引き続き継続できるよう、「励ます」のです。
そのリーダーの「誉める」「励ます」が原動力となって更なる良き行動へと繋がります。
その「誉める」「励ます」を続けるうちに、外部や他者からも誉められることが増え、良い循環が生まれます。
人から喜ばれる存在になっていくと
もう、リーダーが誉めなくても主体的に動けるスタッフへと成長しています。
スタッフ育ては同時にリーダーが育つことです。