オフィストヨオカ講師 豊岡厚恵の更新情報

あなたは社員を『指示待ち社員』にしていませんか?

あなたは社員さんを「指示待ち社員」にしていませんか?

と言われると、

「えっ?何言ってるんですか!?

社員が指示待ちで、自分から 動こうとしないんですよ! 」

と言いたくなりますよね^^

 

これまで20年以上にわたって研修で行かせていただいた会社では

「社員が言ったことしかしないんです」

「自ら考えて動かないんです」

「どうもやる気が見られない」

など

どんな会社でもこう言った社員さんへのお悩みをお持ちになっていました。

しかし、

それが、まさか、

自分がそう言う社員を作ってしまっていた?なんて誰が考えるでしょうか。

実は、私の過去の研修先のクライアントさんのお話ですが、

その会社の社長さんは

とってもよく気のつく方で、

「うちの社員は素直で良くやってくれる社員ばかりなんですよ~」

といって

社員さんのことも大切になさっていました。

しかし、

・自分で考えて行動できない

・言われたことはきちんとできるが、それ以上がない

とのお悩みをお持ちでした。

 

研修がスタートして

「言われたことしかしない」と言う原因がすぐにわかりました。

どういうことかといますと…

あれは研修の初日のこと・・・

社員全員で研修会場のテーブルレイアウトを並べたり、

資料を配布したりと準備をしていた時です。

その よく気のつく社長さんは、社員さんたちに向かって

「〇〇さん、これして」

「〇〇さん、こうしようか」

「〇〇さん、窓は少し開けてくれるかな」

「〇〇さん、あのようにして」

と、

さも当たり前のように、大きな声でそれぞれの社員さんに

細かく指示を出しているのです。

見ていると、社員さんたちは

言われた通〜りに動き、

言われたようにやっているんですね。

この社長は

よく気がつくあまり、

丁寧に各社員さんに指示を与えていたのです。

そう、これは

会社の中でも同じでした。

さぁ、どうでしょう。

会社の中で、

常に、

「これしてください」

「このようにお願いします」

などと、細かく指示を与え続けていたら、

どんな社員になると思いますか?

 

知らず知らずに

「受け身」になり「自ら考えない」

「指示待ち社員」が誕生するんですーーー !!

 

そして社員さんたちは

常に指示を与えてくれるので、その指示を待っているのです。

 

実は、余計なことをすると、

社長の言われたことと違ってはいけない。

言われるまで待っておこう。

といった

“お利口さん”の社員を

作ってしまうと言うことです。

もちろん、社長はなんの悪気もありません。

ただ、よく気がつくからこそ、先回りして、その都度、言ってしまっていたのです。

上司からの指示を待つようになると、

社員は「考えなくなる」 のです。

指示待ち社員はこうして誕生するのでした〜。

…って

では、

どうすれば良いのでしょうか。

「細かい指示や指図は不要」なのです。

こうして、

ああして、

こうするんだ

と、思い通りに動かさず

好きにやらせてあげることです。

いちいち、細かい指図を与えなくて良いということです。

自分の思うように動いてもらいたい

という思いがあれば、

そこを修正することですね。

社員を信じて、やらせてみる。

やり方は行く通りもあって、

そのうちに最善を学んでいくんですね。

そうしないと「自ら考える」

とうことをしなくなります。

あなたの会社、あなたの場合はいかがでしょうか。

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